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エマオへの道のり/陳良智常務理事

ルカによる福音書の26章に、ある意義深い物語が記載されています。イエスが受難された後、二人の門徒はエルサレムを離れ、距離11キロにあるエマオというところへ行こうとしました。彼らはイエスの死に失望しました。彼らはずっとイエスがキリストであって、必ずユダヤ人をローマ帝国の束縛から救い出してくれる救い主だと思ったからです。しかし、イエスはローマ帝国独特な十字架に受けられて、殺されました。彼らは困惑しているかもしれません。エルサレムを離れるその早朝、何人かの婦人はイエスが復活されたとの情報を伝えてきました。そして、遺体は見つかりませんでした。遺体が無くなったのは誰かが盗んだのではないですか。或いは、更に遺体を辱めるためではないのですか。何故、イエスが復活されたと伝えるでしょうか。

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〜鄭連徳牧師を偲び〜
我々が敬愛する鄭連徳牧師は、2025年3月9日、朝食を終え、好きなマッサージチェアーでひと休みをしている時に、息を引き取りまして、天国へ行かれました。享年100歳です。お知らせを受けた時に、淋しい感じを禁じ得られませんでした。

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喜びからの癒しと祝福/黃春生 理事長

新しい年の始まりにあたり、科学から信仰に至る物語を共有し、私たちの人生における喜びの力について考えたいと思います。

『The Rabbit Effect』が教えるもの
コロンビア大学のケリ・ハーディング医師(Kelli Harding)が著した『The Rabbit Effect』という本には、興味深い実験が記されています。科学者たちが高脂肪食を摂取したウサギの健康状態を研究していた際、一部のウサギが予想外に健康であることが判明しました。調査を進めると、これらの健康なウサギには、実験助手が特別な愛情を持って接していたことが分かったのです。ウサギを撫でたり、話しかけたり、丁寧に餌を与えたりする温かい人間関係が、ウサギの健康に大きな影響を及ぼしていたのです。この発見は「ウサギ効果」と呼ばれ、私たちに愛と感情のつながりが心を癒し、身体の健康にまで影響を与えることを教えてくれます。

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[堀田久子先生惜しまれて帰国される]
一九九二年六月二十九日、堀田久子先生は玉蘭荘創設からさらに遡ること、一九八〇年からの十二年間に及ぶ台湾での働きを終えて帰国の途につかれました。誰もが別れを惜しみ三十名ほどの人達が空港まで見送りました。私はその前の二ヵ月間、堀田先生のもと研修を受け玉蘭荘の仕事を引き継ぎました。

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今日、我々は玉蘭荘創立三十五周年の祝会を行います。まず、神様のご恩に感謝を捧げます。そして、今まで玉蘭荘のために力を尽くして下さった皆様に、感謝の意を申し上げます。

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敬愛する玉蘭荘の皆様、三十五周年記念日を迎え、心からお祝い申し上げます。又昨年は、数日間の短い間でしたが、楽しい有意義なお交わりの時が与えられ、お礼申し上げます。

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種蒔く人/伊藤初 牧師

種を蒔く人が種蒔きに出て行った。(ルカによる福音書八章五節)
イエス様は種まきの譬えの中でまず、実を結ばなかった三つの土地の話をしています。道端とは、み言葉を聞いても受け入れないかたくなな心を表しています。そういう心では、み言葉は根を張らないので、すぐに悪魔に持ち去られてしまいます。石地とは、み言葉を聞いてもうまくいかないことがあるとすぐに諦めてしまうことです。いばらとはこの世の誘惑に心を奪われ、み言葉が実を結ばない人のことを言っています。最後に良い地に落ちた種は、100倍の実を結びました。

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昨年の7月より、玉蘭荘で総幹事の任にあたることになり、すでに1年が経ちます。この1年をひと言で表すなら、「私の人生で恵みと奇跡に満ちた年」だったと言えるでしょう。なぜなら、私は日本語学科を卒業したわけでもなく、留学経験も、日系企業での就労経験もありません。それでも、この職責を全うできたのは、主の恵みがあったからこそであり、それこそが奇跡だと思うのです。着任の際には、全く自信もなく、いつまで続けられるかもわかりませんでした。しかし、主の呼びかけに従い、この新たな挑戦に踏み出すことができたのです。幸いなことに、多くの人が私のために祈り、そして、主は必要な時に必要な人を遣わし、一つ一つの職務を果たせるよう支えてくださいました。主が、私に恵みを与えてくださるように、玉蘭荘を慈しみ、ここに集う全ての人を愛してくださっていると感じます。主の御手に導かれ、その恵みの中で、玉蘭荘の運営も円滑にすすめることができました。主は、玉蘭荘に集まる全ての人に草原や水辺を思わせる憩いの場を与えてくださっているのです。

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