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人生、これからが本番/理事長 都丸正夫

画龍点睛‐物事を完成するために、最後に加える大切な仕上げのたとえで、中国六朝時代、梁(りょう)の絵の大家張僧繇(ちょうそうよう)が都金陵(きんりょう)の安楽寺に四頭の竜の絵を描いたが、睛(ひとみ)を描き入れると竜が飛び去ってしまうと言って、睛を描き入れなかった。世間の人はこれをでたらめだとして信用せず、是非にと言って無理やり睛を描き入れさせたところ、たちまち睛を入れた二頭の竜が天に昇り、睛を入れなかった二頭はそのまま残ったという故事からきています。

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証し/羅梅妹

二〇一六年二月二十四日の夜、トイレに立とうとして、杖がすべり、尻餅をついてしまった。老人が転ぶということが、どんなに恐ろしいことであるか、この度の経験で痛いほど味わった。

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「若く明るい歌声に...」声高らかに歌い、手を振るお姿を初めて目にし、目頭があつくなったあの日から、早いものでもう七年。きっかけは、日本人会婦人部役員からのご縁でした。そのありがたいご縁のおかげで現在に至るまで玉蘭荘でボランティアとしてご奉仕させて頂いております。

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帰国に寄せて/山田英二

玉蘭荘での出会いと経験は、神様から私に与えられた素晴らしい贈り物でした。このように年を積み重ねていきたい!そう思わされる方々がたくさんいらっしゃいました。「お年寄りが一人存在するということは図書館が一つあるようなものだ」という言葉がありますが、玉蘭荘の皆様は知恵と慈愛に満ちていました。

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吉岡昌子さんからのメッセージ/

二〇一六年四月に、縁あって玉蘭荘を訪れることになり、ボランティアとして月曜日に伺うようになりました。会員の方々はいつも穏やかで明るく、「このように年を重ねていけたら素敵だな...」と感じさせられる方ばかりでした。スープや果物の配膳時の交流、折り紙やクリスマスカードの作成のお手伝い等、会員の方々との楽しいやりとりが思い出されます。また、ボランティアの方々も多彩な人々の集まりで驚かされました。毎週美味しいスープを作られる料理上手はもちろんのこと、蘭々工房では色んな方が〈先生〉となって下さり、楽しい会話とともに、中国結び、ビーズ、刺繍など幅広い手芸に触れる機会も与えられました。一度日本に帰国いたしますが、主人が台湾人ですので、これからも台湾と日本を行き来する生活が続いていきます。台湾に戻ってきましたら、また玉蘭荘にも伺いたいと思っております。ありがとうございました。

信じるとは/理事長 都丸正夫 

台湾は総人口に当たる寺院の数が今でも世界で一番と聞いています。その民間信仰の種類も五花八門で、ありとあらゆるものが存在しているといっても過言でないくらいで、信徒たちも熱心で、慈済という仏教団体だけでも毎年数百億元、日本円になおすと約千億にもなる寄付があり、その活動も多面にわたり非常に大きな影響力を持っています。台湾の民間信仰には、迷信に陥りやすい非知識階層者だけでなく、知識階層の多くも積極的に参与しています。

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活動日おしゃべりの時間に/余甚足

活動日のおしゃべり会の時間に、劉心心文集より、一編の詩を朗読させて頂きました。

「私は台湾語で書きたくても文字がない。中国語や英語で書くには自信がない。素直に思う通りの表現が出来るのは日本語だけなの。でもこどもも孫たちも日本語は解らない。私が日本語で書いても家族の誰が読んでくれるのでしょう・・・。

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玉蘭荘の香り/呉明月

私の生まれた家庭は、先祖伝来の仏教徒でした。幼い頃より、祖母や母が朝晩仏壇の前で線香をあげていた姿をよくおぼえております。

結婚後の蔡家も同じ仏教でした。仏壇には仏像や位牌が祭られており、位牌の中の木の札には、蔡家の故郷は大陸の済陽だとも示されてあり、其の外の木札一枚一枚には、先祖、祖父母、父母、それに主人の兄、この兄は大東亜戦争中、フィリピンで戦死、今では靖国神社に祭られております。

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