私の父・洪雅沼/洪以臻-(146)
editer:玉蘭莊 date:2015-04-16 19:17
父の事を思い出すと、色々な気持ちが呼び起こされます。
私が小学校の四~五年生の頃だったと思います。ある日父が台北の出張から帰って来て、母と私を呼ぶと、慎重な手つきでハーモニカを取り出したのです。それは有名な胡蝶というメーカーのハーモニカでした。父は私へのお土産だと言い、すぐに私に「気に入ったか?」と聞きましたが、私は「吹けないから嬉しくない。」とはっきり言ってしまいました。父ががっかりしているのを感じたけれど、私達はそれ以上会話を交わすこともなく、そしてそれは父からの最初で最後のプレゼントになってしまいました。数年前、父のカバンの中にハーモニカが入っているのを見かけました。父はそれを玉蘭荘でも何度か演奏したことがありましたが、どうやらそれはあの時のハーモニカだったようです。
私が小学校の四~五年生の頃だったと思います。ある日父が台北の出張から帰って来て、母と私を呼ぶと、慎重な手つきでハーモニカを取り出したのです。それは有名な胡蝶というメーカーのハーモニカでした。父は私へのお土産だと言い、すぐに私に「気に入ったか?」と聞きましたが、私は「吹けないから嬉しくない。」とはっきり言ってしまいました。父ががっかりしているのを感じたけれど、私達はそれ以上会話を交わすこともなく、そしてそれは父からの最初で最後のプレゼントになってしまいました。数年前、父のカバンの中にハーモニカが入っているのを見かけました。父はそれを玉蘭荘でも何度か演奏したことがありましたが、どうやらそれはあの時のハーモニカだったようです。
1999市民ホットライン初体験/劉碧雲-(146)
editer:玉蘭莊 date:2015-04-16 19:16
ボランティアさんのリレーコラム-台湾LIFE/佐藤いずみ-(145)
editer:玉蘭莊 date:2015-01-26 23:34
玉蘭荘の皆さまへ/ソプラノ歌手・千葉章代-(145)
editer:玉蘭莊 date:2015-01-26 23:32
一元復始、万象更新/理事長 蔡仁理-(145)
editer:玉蘭莊 date:2015-01-26 23:27
玉蘭荘創立二十五周年感謝礼拝に際しましてのごあいさつ/理事長 蔡仁理-(144)
editer:玉蘭莊 date:2014-10-14 23:58
本日は、玉蘭荘の創立二十五周年という大変おめでたい日を迎え、感謝礼拝を行うことができますこと、神様のお導きに深く感謝いたします。時の経つのは本当に早いもので、玉蘭荘も創立より二十五年、四半世紀が過ぎました。
私たちがこの秋という季節にお祝いを致します事は、大変意義深いことです。と申しますのは、秋は読書の秋、芸術の秋などと申しますように、静かに物事を考えるのに一番適した季節であり、また一年の中で成熟、収穫を象徴し、神様に感謝を捧げる季節でもあるからです。ですから秋には各地でお祭りを行って、神様から賜った恩恵に感謝を捧げるのです。
私たちがこの秋という季節にお祝いを致します事は、大変意義深いことです。と申しますのは、秋は読書の秋、芸術の秋などと申しますように、静かに物事を考えるのに一番適した季節であり、また一年の中で成熟、収穫を象徴し、神様に感謝を捧げる季節でもあるからです。ですから秋には各地でお祭りを行って、神様から賜った恩恵に感謝を捧げるのです。
玉蘭荘二十五周年を迎えて/陳淑屏-(144)
editer:玉蘭莊 date:2014-10-14 23:56
一 枚 の 葉 書 か ら / 戴憲明-(144)
editer:玉蘭莊 date:2014-10-14 23:54
わが命を救ってくれた名も知らぬ
日本人名医への感謝状
テレビもラジオもないある山奥の村に、長く住んで居た家族がおりました。勿論、高層ビルを見た事はありません。ましてや、エレべーターは夢にも見た事がありませんでした。或る日、鉱山開発のため、開発業者が村の人たちをニューヨークに在る自社ビルへ招きました。一行はロビーに入って目の前にずらりと並んでいる幾つものエレベーターのドアが、開いたり閉まったりしているのを目にしました。その中のひとつをよく見ていたところ、ある老婦人が入り、暫くするとドアが又開いて、今度は若くて可愛い金髮美人が現れ、彼は驚き、隣に立っている息子に向かって、早くお母ちゃんを呼んで来て!と言いました......。
日本人名医への感謝状
テレビもラジオもないある山奥の村に、長く住んで居た家族がおりました。勿論、高層ビルを見た事はありません。ましてや、エレべーターは夢にも見た事がありませんでした。或る日、鉱山開発のため、開発業者が村の人たちをニューヨークに在る自社ビルへ招きました。一行はロビーに入って目の前にずらりと並んでいる幾つものエレベーターのドアが、開いたり閉まったりしているのを目にしました。その中のひとつをよく見ていたところ、ある老婦人が入り、暫くするとドアが又開いて、今度は若くて可愛い金髮美人が現れ、彼は驚き、隣に立っている息子に向かって、早くお母ちゃんを呼んで来て!と言いました......。