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(聖書 出エジプト記 第十四章十三~十六節)

二〇一九年十二月、中国湖北省武漢市で発見された原因不明のウイルス性肺炎(当時は武漢肺炎、今は新型コロナウイルスと呼ばれています)は、瞬く間に世界中に蔓延しました。これは二十一世紀最大の危機と言われ、マスクの着用やソーシャルディスタンスなど、世界中の人々の生活が大きく変わり大混乱に陥りました。幸い今ではワクチンも開発され、全世界が徐々にコロナウイルスとの共存を目指すようになってきています。

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二〇二〇年四月中旬、新型コロナ拡大による初めての緊急事態宣言が出されて間もない東京を飛び立ち、雨の台北に到着しました。二週間の厳しい隔離生活を終え、ようやく念願の台湾での生活が始まりました。当時は、まさかその後二年余りも日本に帰れないとは夢にも思っていませんでした。

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羅梅妹姉を偲んで/渡部洋子

二月十八日、羅梅妹さんは天の父なる神の御もとにお帰りになりました。九十六歳でした。ちょうどこの日は、玉蘭荘の金曜日の活動日で、奇しくも「羅さんの拾い読み」講座の日だったのです。

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和解の使者/理事長黃春生牧師

神はキリストを通してわたしたちを御自分と和解させ、人々の罪の責任を問うことなく、和解の言葉をわたしたちにゆだねられたのです。
(コリントの信徒への手紙二 第五章十九節)

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「ピクトグラムショー」から見る東京オリンピック---コロナ禍での機転と強靭性

美しい花火、聖火リレー、そしてアイディア溢れる「ピクトグラムショー」、東京オリンピックの素晴らしい開幕式は、コロナに沈む台湾にも暫しの盛り上がりを与えてくれました。感染拡大の可能性というプレッシャーの中で、日本は強大な意思と実力、機転、そして堅忍不抜の精神を私達に見せてくれました。この盛大なイベントが終わるとき、私達は日本と日本民族に対して、新たにどのような印象を抱くことになるのでしょう。

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恵みの内に/ボランティア 今井知絵

人生で一番良かった事ってなに?と聞かれたら、クリスチャンになったことだね。と、心から思う、新米ボランティアの今井知絵と申します。

実は私、今回、2度目の台湾です。前回台湾にいた頃と今回と、何が違うかと言われたら、それはもう、私の心の余裕というか平安が全然違います。前回の台湾生活では、初めての海外生活のストレスやら主人との性格の不一致、妊娠出産、育児のストレスで、家庭生活がボロボロでした。真面目な私は、良き妻、良き母であろうとして必死で、自分の理想とする温かい幸せな家庭像を目指して頑張っていました。しかしながら、一生懸命やればやるほど、こんなに私は頑張っているのに...と、非協力的な主人に対して怒りが爆発してしまうし、そのストレスが娘に向かってしまってしまうことも多々ありました。

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新型コロナウイルスが世界中に蔓延してまもなく二年がたとうとしています。幸い台湾では疫情指揮中心の的確な感染防止対策と、国民が団結してマスク着用やステイホームに協力した結果、一時は三級まで引き上げられた警戒レベルも現在は二級に引き下げられています。また日本、アメリカ、リトアニア、チェコ、ポーランドといった価値観の近い盟友国家が台湾にワクチンの無償提供をしてくれ、私達も助け合うことの大切さを深く感じました。困難に直面した時、「合眾為一(皆がひとつに)」の団結こそ、私たちが共に生きていくうえで最も重要なことだと言えるでしょう。

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葉陳蕙蘭姉妹を偲んで /連碧玉

私たちの敬愛する葉陳蕙蘭姉妹は、主の愛する娘であり、玉蘭荘創立の頃から参加されていた古い会員でもありました。とても誠実で謙虚で、そして優しく明るい私たちの先輩でした。息子さんの証しに感銘を受け、一九八四年十月にアメリカ・カリフォルニア州サンフェルナンドバレーの福音教会で洗礼を受けられ、救いと天国への希望を得られました。蕙蘭さんは、天母教会松年詩班(讃美歌合唱団)のメンバーでもあり、二〇一七年五月に九十六歳という高齢で礼拝中に讃美歌を歌っておられた、その元気なご様子を見たときは、まさに神様が下さったこの上ない宝物だと感じました。

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