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人生最後の一ページ/理事長 都丸正夫

私の九十三歳の母は、今年の七月十四日夜、眠りについたまま、しずかに息を引き取りました。母の多くの友達は、同じように逝きたいものだとおっしゃってました。団塊の世代の私も、いよいよ人生最後の一ページにどんなことを記していくことができるかと考え始めています。

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デッサンクラス/デッサン講師 張惠愛

会員さんたちは、私の顔を見るといつもわくわくした表情で「今日はデッサンのクラスあるの?」と聞いてきます。皆さんの表情は若々しく、生き生きとしています。

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台湾に来て一年半が過ぎました。ここに来ることになったのは、主人の仕事の関係です。主人は以前、日本国内の転勤族であったことから、私も主人も関西の出身ではありましたが、関東、新潟、広島などで暮らしたこともありました。そして今回は台湾に来ることになりました。まさかこの年齢で、海外で暮らすことになるとは夢にも思っていませんでした。主人自身も海外で勤務することには迷いもありましたし、私も日本に残る選択肢が無かった訳ではありませんでした。

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ともにおられる主と/宣教師 松本望美

新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るい、中国やアメリカ、イタリアなどで多くの死者を出し、医療崩壊が起き、経済は大きく傾きました。日本では非常事態宣言が発令され、東京では連日百人以上の人が感染し続けました。私たちの生活が変わり仕事の仕方が変わり、すべて「自粛」ムード。予定はすべてキャンセルさせられ、当分の間は予測不可能に。「パンデミック(大規模感染)」「ロックダウン(都市封鎖)」「オーバーシュート(爆発的に増える感染者)」などカタカナ用語がニュースの中に流れ、国民の不安をあおりました。

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カレーにラーメン、お寿司にとんかつ!

えっ、何のこと?(笑)
今、台北の街を歩けばあちこちに日本のレストランがあり、おいしいコーヒーショップもあります。

スーパーマーケットに行けば日本の食材、調味料も豊富で私たち日本人が生活に困ることは何一つないと言っていいほど、現在の台湾は豊かで住みやすい国です。

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私の玉蘭荘歴は、そのまま台湾在住歴(二十二年)、気が付けばかなりの古参メンバーです。初めて玉蘭荘を訪れたのは一九九八年の七月、同じ学校の友人がどこからか話を聞きつけて、一緒に行ってみないかと誘われたのがきっかけでした。当時の私はまだ学生で、独身で、台湾に二度目の留学に来て二か月目でした。

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「百聞は一見に如かず」という諺がありますが、この言葉の出典は「漢書」で、充國が「百回聞くよりも一度見る方が確かです。兵略は現地から遠く離れていては計画を立てにくいので、私が直ちに金城に馳せ、その実際を地図に描いて方策を申し上げたいと思いますが、お許しいただけませんか」と言ったというところからきています。確かに目で見なければ、確認できないことも、正しい判断ができないこともあります。しかし、見てもわからないこともたくさんあり、むしろ見えないところに大切なことが存在しているのも事実でしょう。金子みすずの「星とタンポポ」の詩に、こんなのがあります。

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美しい場所 玉蘭荘/書道講師 沈富強

今年は旧正月を過ぎた頃から、テレビはどの局でも武漢肺炎(新型コロナウイルス)のニュースばかり、その上マスク不足、アルコール不足、はたまたクルーズ船の集団感染...そんな中で私の心に思い浮かんだ聖書のメッセージがあります。

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