長野県高校生との交流会 /124号

生徒の皆さんの感想文(一部抜粋)ご紹介

小出 洸香  (須坂園芸高校)

 私は初めての訪問で最初とまどいました。頭の中では、何を話すのか、わだいがありますが、実際におじいちゃんおばあちゃんたちを目の前にするときんちょうでお話がごちゃごちゃになってしまって、話が聞きとれないと思っていたけど、おじいちゃんおばあちゃんにちゃんと聞きとれていました。・・・

台湾の山はずっと緑色になっているとききました。それを聞いて、私は台湾の木は枯れないのかと思いました。・・・

掛川 梢  (須坂園芸高校)

 私は台湾研修の中で、玉蘭荘の訪問が一番不安でした。日本にいる時は、一緒に住んでいる祖母と少し話すくらいで、初めて会う老人の方と話したことがありませんでした。しかし実際に玉蘭荘へ行ってみると、皆さん明るく話し掛けてくれて、最初に持っていた不安がなくなりました。玉蘭荘の方と話していると、とても楽しく気持を明るくさせてくれました。・・・

長坂 朋美  (伊那西高校)

 玉蘭荘訪問は、私が台湾研修で一番楽しみしていたプログラムでした。私の大好きな慰問活動が台湾でも行えるということで、私の頭の中はどんな交流をして楽しい時を過そうか、日本からずっと考えていました。・・・私の好きな歌をプレゼントして私の元気をプレゼントしようと考えました。聞いている人に日本を感じてもらえるよう、美しい四季の感じられる滝廉太郎の「花」を歌うことにしました。・・・たった数時間居ただけなのに「私の自慢の孫」とおっしゃってくださったということは、皆さんの心により添うことが出来たかな?と嬉しく感じています。・・・

須田 美咲  (須坂園芸高校)

 ・・・たくさん話をしているうちに私も本当のおじいさんやおばあさんに思えて、最後のお別れの時、涙が出て来ました。今回の玉蘭荘訪問で学んだことや、感じたことなどをいつも心に置いてこれからの生活に活かして行きたいと考えています。・・・

奥原 早也香  (東海大学付属第三高校)

 私は今まで二回の老人ホームや施設の訪問を行いましたが、今回はそのような感じとは、また一味違う体験ができたと思います。まずは、たくさんの人たちをお相手するということ。

一人だけの相手をすることしかしていませんでしたが、やはり三人、四人となると、どのようなタイミングで、違う人とお話を始めるのか、たくさんの人が同時に話し始めたときは、どうするのかなど考えながら話すことができました。

・・・今日の体験はこれから大人になって忘れないと思うほどいいものになりました。これからこうやって老人の方と交

流する機会があったら、相手の立場に立って、今のものさしで、はからないことを考え、敬う気持で接したいと思います。

中山 茜   (文化女子大学付属長野高校)

 玉蘭荘に行くという事で、私は沢山の不安と緊張でいっぱいでした。・・・

とても話やすくそしてとても優しく接してもらい、緊張や不安がとけました。

・・・そして私は沢山の事を学び取る事ができました。本当に楽しい時間でした。私の本当のおじいさんおばあさんのように話せて良かったです。

中村 友紀  (東海大学付属第三高校)

 ・・・私は初めて台湾には来ました。私には玉蘭荘の皆さんと交流したことが今一番の思い出になりました。歌を歌ったことや、皆さんとお話できたこと、日本へ帰っても忘れません。感謝しています。・・・

瀧澤 里美   (東海大学付属第三高校)

 今日、玉蘭荘へ訪問してみて、一番思ったことは、皆さんがとても元気であったということです。台湾に来る前、二回別の老人ホームへ行かせてもらい、沢山のお年寄りの方と、交流して来ました。そこでは、認知症の方や体の不自由な方などとふれあってきました。正直、とても大変で今日の訪問もとても不安でしたが、実際来てみて皆さんとてもお元気で、優しくいつも笑顔で、とても居心地が良かったです。過去の

話や台湾のことなど、ていねいに教えて下さり、わからないことがあったら、親切に教えて下さいました。また、自分から私のことについて、色々とたずねてくれて嬉しかったです。・・・

小林 加奈   (南安曇農業高校)

 ・・・交流時間は二時間ということで、最初は「長いなあ。どんな話をしよう?」と不安でいっぱいでしたが、残りわずかとなると、「え!もう帰らないといけないの?」と残念でしかたがありませんでした。また、台湾へ来ることがあるならば、また皆さんと交流したいです。それまでに、もっと日本のこと、長野のことえお知りたいと思いました。

片桐 舞子   (文化女子大学付属長野高校)

 ・・・この訪問を通して私は、お年寄りの方たちと一緒にお話をしたり、昔のことを教えてもらったりすることは、本当に良いことだと思うし、凄く勉強になります。これからは、自分のおじいちゃんおばあちゃんに、昔のことを教えてもらったり、逆に私たちが今のことを教えてあげたりできる活動を、日本に帰って行えたらいいなと思いました。

河野未来   (文化女子大学付属長野高校)

 ・・・私の祖母は先日他界したばかりなので、最後おばあさん方と握手をしたとき涙が出そうになりました。今後もお手紙をやりとりしたいと考えています。そして、いつの日かもう一度会うことができたら、と思います。

古川 友里絵   (文化女子大学付属長野高校)

 ・・・私は一人のおばあさん(鄭さん)と話しをしていて、日本のことを良く知っていらっしゃって、お互いの家族のこと、日本のことを話して、私は今まで日本と海外という見方でいたけれど、今は(例えば)日本とアメリカ、日本と台湾というわくで見るようになって、日本のいいところ・台湾のいいところが浮き出てきたように思いました。日本で自分が気付いていなかった"日本の良さ"を気付かせてもらったように思いました。・・・日本に帰ったら、自分のおじ、おばはもちろんですが、習い事のガールスカウトで訪問している老人ホームに、今度は一人で行って、色んな話をすることを企画して実行したいと思いました。

山口 華穂   (伊那西高校)

 ・・・まず、玉蘭荘のみなさんは、日本のことをとてもよく知っていて、そして私たち日本人を好きでいてくれていることに驚きました。聞いてはいたけれど、ここまで日本語が喋れてなお且つ日本の童謡も歌えるなんて思ってもいませんでした。日本が台湾を統治していた時代に生まれ育ったおじいちゃんおばあちゃんたちは、日本語を母語としていたということが、この交流を通してはっきりと分かることができました。・・・

小山 夏美   (文化女子大学付属長野高校)

 ・・・私の祖父は半身不随であまり一緒に話すことはあり

ません。しかし、私にとっての祖父は元気で動き回っている姿しか思えず、今ベッドの上で寝ている祖父は私にとって固定できる姿ではありませんでした。そんな事を思ってはいけないのは充分わかっていましたが、納得できない自分がいつも心の中にいました。今日玉蘭荘の方々を見て祖父の姿が一番に浮かびました。彼らのように祖父にも笑っていてほしいと思いました。どんなに年を重ねても心は若いままなのだと気付かされました。玉蘭荘の方達が皆若々しいには、楽しみや楽しい事が沢山あるからだと、今日一緒に話したり、歌を唄って知りました。早く祖父の本当の楽しそうな笑顔が見られるように「楽しみ」を一緒に見付けていきたいと思います。・・・

小林 明日香  (南安曇農業高校)

 ・・・私が知らなかった日本各地についてのお話や長野県内のことを教えてもらったので、本当に勉強になりました。数時間でしたが、私を本当の孫のように思っていただけたので、とてもうれしかったです。また、私も本当のおじいちゃんおばあちゃんと会っていたような感じがして、会った時にとても安心することができました。本当に色々なことを勉強することができ、楽しい時間を過すことができました。

 今年も楽しい交流会になりましたね。

お互いに楽しい思い出がたくさんできて、何よりです。

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