「クオレの会」支援金贈呈式/125号

昨年十月、「玉蘭荘創立二十周年記念慈善音楽会」が台北市の東門教会で催され、日本より大阪音楽大学の矢野蓉子名誉教授と阪本朋子教授、四名の声楽家など計十一名が出演のためにお越し下さいました。先生方のすばらしい歌声、演奏は会場の全てのお客様を魅了し、おかげさまで音楽会は大成功を収めることができました。


また音楽会では矢野、阪本両教授が「クオレの会」を代表して玉蘭荘へ支援金をお届け下さいました。「クオレの会」支援金贈呈式を行うにあたり、まずは「クオレの会」について、そして玉蘭荘との関係についてご紹介いたします。

矢野蓉子先生は、玉蘭荘創立三年目からのご縁で、活動の中でも何度も歌の指導を賜り、その当時の音楽会へも出演していただいております。一九九九年の秋、玉蘭荘恒例の音楽会が予定されておりましたが、皆様ご存知の通り、台湾に大きな災害「中部大地震(九月二十一日)」が突然起こり、中止を余儀なくされました。その際、矢野先生の呼びかけにより、阪本先生とお二人を中心に大阪音楽大学の声楽教授の皆さんによって「台湾中部大地震・救済チャリティー音楽会」が催され、その収益金を玉蘭荘と中部の被災地に届けられました。そのことが発端となり、音楽を通して世界の被災地に支援金をお届けしたいとの思いから、イタリア語の「愛」を意味する「cuore(クオレ)」という名が相応しいということで「クオレの会」と命名され、毎年大阪を中心に音楽会が開催されています。その後「クオレの会」は地球温暖化にも目を向けられ、植樹活動も行われています。


「玉蘭荘」と「中部大地震」が発端となって生まれた「クオレの会」が、今年でめでたく結成十周年を迎えられ、同時に玉蘭荘も輝かしき創立二十周年を迎えた事を記念して、「クオレの会」から心のこもった支援金をお送りくださることになりました。また今回は、玉蘭荘の音楽会をぜひ応援しようとお若い声楽家の方々も花を添えてくださいました。皆様本当にありがとうございました。
 

(玉蘭荘創立二十周年記念慈善音楽会での紹介より抜粋)

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