年頭の御挨拶/台湾日本人会理事長台湾伊藤忠(股)董事長 澤木 正隆-(126)

玉蘭荘の皆様、そしてこの玉蘭荘だよりをご覧になっている皆様、新年明けましておめでとうございます。
 

昨年から今年にかけて日本人会の理事長を担当させて頂き、改めて日本と台湾の付き合いの深さを感じました。 台湾政府は昨年を「日台交流促進年」と位置づけ、数々の交流が活発に行われました。 最も深く友好的と言われてきた台湾・日本の関係がいろいろな分野で更に重要な新たな時代に入っているでしょう。


返りみれば、二〇〇九年にはいろいろな事がありました。日台高校生のそれぞれ百名のお互いの訪問が行われました。日本人会会員誌の「さんご」でも、日本人物故者慰霊祭の歴史を顧みる投稿をいただき我々の足元を見直すというきっかけもありました。

台南県においては八田与一先生の偉業を記念するイベントを沢山計画されています。このような活動を一つ一つ重ねて、台湾と日本の交流も一歩深まるだろうと信じております。


日本人会は来年の二〇一一年八月に五十周年を迎えます。時代に即した運営ができる様に、来年の五十周年に向けて「草木がどこまでも伸びる」と言われるおめでたい寅年の今年から新たな試みにチャレンジしたいと考えております。玉蘭荘の方にも、台湾の「知日家」として、日台交流の架け橋となっていただければと思います。
 

最後は、皆様と御家族のご健勝と御発展を祈念しております。新年快楽!

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