玉蘭花の淡きかほり/北村憲之-(127)

どこをどう走ったのか、タクシーの運転手まかせで小さな繁華街に着きました。そこにある建物をエレベータで上がると、そこはきれいな日本語が飛び交っている世界がありました。

 台湾在住の高齢者の日本人の方々が集まるサロン、"玉蘭荘"です。


そこにお集まりの皆さんは元気で明るく、私の先入観を払拭してしまいました。


 そこの皆さんとの談笑も楽しいものでした。


特に、台湾はクリスチャンが多いことや、その考え方をお話された方とはまだまだお話をしたかったです。

また、他の方の今までの経験をお聞きして、ご苦労を痛感しました。


 しかしながら、そのご苦労を乗り越え、現在、台湾に根を下ろして、日本との架け橋となっておられる皆様に感謝いたします。

短い時間でしたが、玉蘭花の淡い香りのなかにひたったひと時でした。 


まりさん、なみえさんはじめ皆様のご健康と長寿をお祈りいたします。そして、いつまでも日本を忘れないでください。

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