長野県高校生の交流会(七月二十九日)感想-(132)

台湾の方々はとても優しく私達を迎えてくれました。玉蘭荘での交流の時に私達のために手作りのしおりや、ストラップや、ブレスレットをくれました。私は手作りの物を持っていなかったので、申し訳なかったです。それほど私達の訪問を心待ちにしてくれてたのかなあと思うと、嬉しくてなりませんでした。

東海大学付属第三高等学校  五味 鈴夏


  玉蘭荘の方々とお話したりするのは、とても楽しかったです。私が自分の住む町や学校について話すと、興味を持ってくれて嬉しかったです。また、どの方も東日本大震災のことを心配して下さり、台湾の方の日本に対する思いやりの気持ちに心を打たれました。

  こうした台湾の方の気持ちを日本人にもっと知ってもらえるよう、たくさんの方に伝えていきたいと思います。

伊那西高校  佐々木 真由子


  玉蘭荘での交流は、普段年輩の方々と接する機会の少ない私達にとっては、とても楽しい時間となりました。一緒に折り紙を折ったり、御手玉をしたり、話をしている時間はとても楽しくあっというまに時間が過ぎていきました。私がこの交流会でとても嬉しく感じたことは、玉蘭荘の方々は本当に日本の事が大好きで、震災の心配や、私達の家族の安否をとても気遣ってくれたことです。自分の事のように親身になって考えてくれる、自分の孫のように接してくれる、そんな玉蘭荘の皆様と交流ができて楽しかったです。

東海大三高校   中村 公美


  今回私は7月27日|8月1日の6日間の台湾研修に行って来ました。台湾で特に強く印象に残っていることは玉蘭荘とホームステイです。

  玉蘭荘では初め2人のおばあさんの所に案内され、一緒にお昼を食べました。席に着いた時は話かける勇気がなく無言でお昼を食べていましたが、おばあさんが「名前はなんていうの?」と話かけてくださり、緊張しながらも楽しく話す事が出来ました。家族の事、台湾で美味しい食べ物など積極的に話しかけてくれて私も笑顔で会話する事が出来ました。

  お昼の後は席替えをして七人|八人のおじいさん、おばあさんと研修生二人でお話しをしました。長野県からのお土産も喜んでくれて、私達の話を真剣に聞いてくれました。皆と楽しく話していると私に一人のおばあさんが戦争の話をしてくれました。戦争の時自分がどういう状態だったか話しをしてくださり、私も真剣に聞きました。話した後、皆で歌を歌いました。歌いながら手拍子もしてくれて、楽しく歌えました。帰る前にストローで作ったエビや手作りのエビのキーホルダー、昔のお金の写真を頂きました。凄く嬉しかったです。

東海大学付属第三高等学校 林 菜津子

最初は私と御年輩の皆さまとでは、どんな話をすれば楽しんでいただけるか不安でした。しかし、玉蘭荘の皆さまと対面したら自然に言葉が出てきて会話になっていました。

最近は忙しいという理由で自分の祖父母の家に行く機会があまりありませんでしたが、今回玉蘭荘の皆さまとふれあったことで、祖父母に会いたくなりました。

松商学園高校   深沢 采花


  私は、台湾研修の中でも玉蘭荘とはどのような場所なのだろうかと交流をとても楽しみにしていました。

  まず私が皆さんにお会いして感じたことは、日本語を話しているので親近感と安心感があって日本に居るようだけれど、日本には無い活気があり良い雰囲気だなということです。私は今まで、ボランティアで老人の方々のデイサービス施設等に行きましたが、そことはまったく違い一人一人が生き生きとしていて、私も元気をもらうことができました。

  また、会話の中では今回起きた東日本大震災の話題が出て、玉蘭荘の方をはじめとした台湾の沢山の方々にご心配とご支援をいただいたことを知り、私に直接的な被害は無かったのですが、心の温かさを感じました。

  最後に歌を歌った時は、私たちよりも大きな声で歌ってくださり感動しました。

  このような素晴らしい交流を通じ、私は玉蘭荘の方のような元気と積極性を常に持てる人になれたらと思います。

  交流会開催にあたり、ご協力いただいたすべての方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。

伊那西高等学校 三年   藤森 空美


  私はおじいちゃんやおばあちゃんと関わることが滅多にないのですが、今回は本当に良い交流が出来ました。玉蘭荘の皆さんとお話をする時や、一緒に歌を歌う時など、とてもお元気で驚きました。

  皆さんには本当に良くしてもらい、本当の孫のように接してくださり、皆さんの温かさが伝わりました。

南安曇農業高校  耳塚 智也


  今回の研修で、私は、玉蘭荘という海を越えた場所で、現地の方々と日本語で会話するという不思議な体験をさせていただきました。玉蘭荘の皆さんは、私がライチが好きだといったら自分のものをすべて私にくださったり、私が持って行った千代紙をとても喜んでくださりました。

  また、皆さんとても元気で、外国へ行ったり、趣味を持っていたりなど、行動力があり活発だということを感じました。一緒に歌を歌った時も、大きな声で私たちをリードしてくれました。自分が日本に行った時のお話を聞かせてくれる方もいました。そんな交流は、私にとって、日本の良さを改めて知る機会ともなりました。

  今回、楽しい貴重な体験をさせていただき、心から感謝しています。本当にありがとうございました。

下伊那農業高等学校 二年  宮下 雅帆

私は、玉蘭荘を訪問して、伝えたいことがありました。それは、今年三月に日本で起こった東日本大震災で、台湾がいち早く支援に来てくれ、多くの義援金を今も送り続けてくれていること、そして、玉蘭荘の方々も、本当に多くの義援金を送ってくださったことへの、感謝の気持ちです。訪問では、日本から持っていった折り紙やしおりなどのお土産を、喜んで受け取ってくださり、とてもうれしかったです。玉蘭荘の皆さんは、地震の影響はあったか、大丈夫だったか、原発はどうだ、と心配して聞いてくださり、私は日本から持っていった新聞を見ていただきながら、現在の様子を説明しました。さらに、戦争のことについても話をお聞きました。兵隊としていろいろな国へ行ったことなどを話してくださり、それは実際に戦争を経験したからこそ、今、私たちに伝えられることばかりでした。私は今回の訪問で伺った話をしっかりと受け止め、考えていきたいと思っています。そして、皆さんと一緒に歌を歌ったり、交流したりしたことは、私の忘れられない大切な思い出です。本当にありがとうございました。

生徒リーダー 文化学園長野高校  山上 晴夏

         (一部の方はお便りから抜粋)

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