玉蘭莊こそ我が命/戴憲明-(134)

世の中にはいろいろな驚きがあります。われわれの人生でも様々な不思議に出会うことがあります。これらの驚きや不思議は物語にもなります。物語は中国語で「故事」といいますがその中身に常に深い意味或いは教訓を秘めていて、われわれの生活の知恵にもなります。これらの物語をうまく活用すればわれわれの人生航路に大変役に立つことがあります。逆に誤解或いは悪用すれば「故事」は「事故」にもなりかねません。

坂幸雄先生の『日本と中国の故事ことわざ集』講座は、正にこのことをわれわれに教えているのです。私はいつもこの講座を興味津々聞いています。どうも有難うございます。

坂先生はまた「友愛」誌第十一號に「老境は人生の花なり」という文章を発表されました。先生曰く「若い頃成し得なかつた夢に再挑戰し、その実現と充実感を味わう第二の靑春なのだ。」これは人生の花の真髄であります。

今、この玉蘭莊に在籍している私はいつもこの充実感を満喫しています。常日頃有名な牧師先生達の御指導の下で聖書を読んだり、賛美歌を唄ったりして、幸せ且つ充実した每日を過ごさせて頂いています。これは全て玉蘭荘から頂いた宝物であります。玉蘭荘は私にとって絶対必要不可欠な存在であり、心から深く御礼を申し上げる次第でございます。

今迄ずっと皆樣からお世話になる一方でしたので、これからは何か御奉仕できる様に頑張りたいと思います。

英語の諺にもあります樣に」「When someone shares something of value with you and you benefit it, you have a moral obligation to share it with others.」       共に頑張りましょう。            

(理事)

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