投稿隨筆-天囯へ行く切符を手に入れた父/戴憲明理事-(141)

十一月三日に、天におられる私達のお父様は、ついにわが埴生の宿に降臨なさいました。

九十四歳になった父は、松本宣敎師の御手でバプテスマを授けられました。

父は、無神論者と言う訳ではありませんが、宗敎心に薄く、聖書は勿論のこと、主イエス様のことも、全然分らず、概念も持つていませんでした。ただ、父は日本統治時代、日本人として生まれ育てられ、そして、一生涯日本人として生きつづけていきたい旨を決意していると、松本宣敎師に告白したのです。それから、日本人宣教師である松本先生のおっしゃられたことを、真理として受容れ、すぐに洗礼を授けて頂きました。

支那戦争の真最中、父は、日本軍として徴集され、べトナムまで出征しました。真夜中、弾薬庫の守備中、玉が二発飛んで来て、一発は外れましたが、もう一発は胸辺りに命中、もう駄目だと思いましたが、奇蹟的に救われました。これは、きっと神様のお助けであると常に感謝しておりました。でも、何処のどんな神様なのかは知りませんでした。 今日、ようやくずっと待望していた真の神様が、御前にハッキリ現れて下さいましたので、若い時に救われたことへの御恩を、倍返ししようと思って、クリスチャンになりました。

父は、温もりのある家庭を築きあげる為に、頑張り屋で今日まで一生懸命努力して来ました。愛する父が、これから残された人生において、神様から益々豊かな恵みや祝福を賜ります様にお祈りしております。 真の神様と共にある幸せを、家族一同で分かち合いたいと思っております。


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