新総幹事挨拶/渡部洋子-(147)

「六十歳を過ぎているのよ。毎日台北に働きに行くの?無理よ、やめなさい」・・・友人や家人に止められました。台所に立つことが苦ではなく、鉛筆を持つより、パソコン打つより、美味しいものを探して作るのが大好きな、こんな私にいったい何が出来るのかと、恐ろしい気持ちになりながら、それでも私は、総幹事の任をお引き受けしました。どうして?と尋ねられたらなんと答えましょう。

エルサレム入場時にイエス様をお乗せしたロバの子を思い出しました。一度も人を載せる訓練を受けずに、急にみんなの前に引き出され、「ホサナ!」と叫ぶ人ごみの中を歩かされたロバの子。ロバの子は大役を、その微力な力で果たしたことが分かります。イエス様は三十三歳の成人男性でしたが、野山を歩き回ったその肉体は、贅肉もなく、子ロバにとって耐えられない重さではなかったのでしょうか。主は耐えられないような重荷は負わせない。耐えられるように逃れる道もきっと備えてくださる。主の慈しみを信じて、歩いてみます。

皆様、どうぞよろしくお願い致します。
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