玉蘭荘二十六周年記念によせて/理事長 都丸正夫-(148)

玉蘭荘が二十六周年を迎えられることができて、感謝です。どれだけ多くの方々の御努力と御協力とがあってのことかと思います。

玉蘭荘の紹介の中に、『キリスト的な愛の精神によって、高齢者が活動と奉仕を通して愛と喜びのうちに相互にいたわりあい、一人でも多くの高齢者が最後まで社会の一員として尊厳のある、より充実した生活ができるようサポートしていきます。』と素晴らしい創設のときの精神が書かれています。特に『キリスト的な愛の精神』とありますが、どういう意味でしょうか? 分かったようなわからないような表現ですね。多分、キリスト教精神というと、博愛、平和、自己犠牲、隣人愛、福祉とかを頭に思い浮かべるかもしれません。

実を言うと、これこそが玉蘭荘の創設当初から念頭にあった核心的価値観の一つなのですが、それは福音伝道ということです。福音伝道と聞くと、多くの方は、クリスチャンにさせられちゃうんじゃないかと危惧するかもしれません。しかし、福音伝道には、二つの局面があります。一つは、福音の真理を分かりやすい言葉で伝え、分からなければ丁寧に何度でも説明していくということです。毎週二回の活動日には、賛美歌を歌い、聖書の言葉を読み、先生方のお話を聞いていますね。この礼拝を通して、福音の真理が伝わればと願っています。
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