玉蘭荘荘歌の由来 張明徳 --114号

私が総幹事に就任して間もなく、荘歌の必要性を感じ、運営委員会において提案した。国家には国歌があり、学校には校歌がある。玉蘭荘にも老人の願いと目標を象徴する荘歌があるべきだ。皆この発想に賛同して、会員から歌詞を募ることにした。投稿は無記名、締め切り期日を決めて、集まった七つの歌詞を、日本文学に秀でる数人の会員に審査してもらった。その合議の結果、決まったのが今の荘歌の歌詞である。


 作曲は、前総幹事大川記代子さんのご子息で、当時日本の音楽大学に在学中の大川信之君に依頼した。音楽の才覚を有し、将来を嘱望されている信之君は、早速優美で歌いやすい曲を作ってくださった。それは三年間も家庭を犠牲にして、玉蘭荘のために尽くした母・記代子さんの姿を心の中に描きながら完成した、玉蘭荘にもっとも相応しい荘歌になった。

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