喜びを保つ七つの秘訣/黃春生理事長

今日、玉蘭荘の三十四周年記念を祝うと同時に、聖書の喜びの秘訣を考えたいと思う。

一九九九年十月にアメリカで、ある本が五百万部も販売された。その本は、五十一カ国の文字に、翻訳して、一○九カ国に販売された。書名は、《(リッチ、Dad・プールDad)お金持ちの父さん、貧乏の父さん》。作者のローベット・清崎は、こう言った。「現代人は三つの問題を抱いている。喜びが欠け、お金はいくらとも足りない、心の目標をなくして、生活に意義を欠けている。」実は、この三つの問題は、すべて心の貧しさから成り立ったのだ。

世の中を見渡すと、本当に常に喜びを帯びる人は少ない。その大きな問題は、現代人は地位、名誉、欲望の満足にこだわり、目的を達成するために、手段を問わずにした。しかし、欲望はついに満足できなかった。また、人には心霊があり、その目標を失えば、生活が虚しくなり、意義をなくし、喜びを感じなくなる。

「喜び」とは主からの良薬である。聖書の箴言に「喜びを抱く心は体をやしなうが、霊が沈み込んでいると骨まで枯れる」(17:22)統計によると、約四分の三の病気は、不健康な感情から引き起こしたのだと、指摘している。この不健康な感情は、憂、恐怖、不安、恨み、怒りなどからである。これらの感情は肉体の抵抗力を弱め、いくつかの病気を引き起こすのだ。逆に、喜び、感謝、勇敢、望み、愛などの感情が健康を保ち、長生きする要因となる。

《ニューヨーク・タイムズ》は米国Duke大学医学院の心臓専門医(Dr. Daniel B Mark)の話を引用した。「心臓病患者にとって、楽観は命、悲観は死亡」。ユーモアや喜びの態度で物事に臨む人、免疫グロブリンの数は高いとの研究がある。長生きしたければ、楽に生きるなら、品質のある生活態度が必要なのだ。


  喜びの七つの秘訣

一、心のゴミをきれいに排除する
エフェソの信徒への手紙に、「無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりなど全てを、一切の悪意と一緒に捨てなさい」(4:31)。
パウロは信徒に、心の中のこれらのマイナスの考えを捨てなさいと、勧めている。これらの全てを捨てたからこそ、喜びが湧いてくるのだ。心のゴミは捨てないとならないのだ。


二、後ろのものを忘れること
フィリピ書に、「兄弟たち、私自身はすでに捕らえたとは思っていません。なすべきことただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。」(3:13〜14)
ゴミを捨てる、そして、後ろのものを忘れる。その影響が二度とないようにしなければならない。過去を忘れ、今日の喜びをみつけることが重要だ。これは聡明な人の決断である。未来にこそ我々に望みがあるのだ。

三、目標を目指すこと
「遅れた列車によって悔しがるより、次の列車が来るのを楽しもう。」積極的な態度で、前向きにする。パウロが言いたいのだ。


四、心を広げること
ヤコブの手紙に、「貧しい兄弟は、自分が高められることを誇りに思いなさい。」(1:9)。これは重要なことである。自分が高められると喜ぶが、自分より貧しい兄弟が高められると、羨ましい代わりに、喜ばない。我々が喜ばないのは、心が狭いからだ。心の狭い人は喜ぶはずがない。パウロが常に喜ぶのは、広い心の持ち主である。フィリピの信徒への手紙を書くとき、パウロは監獄にいる。それでも、イエスキリストの福音が広められば、喜びが禁じえない。

五、十分な信仰心
ペトロの手紙一、1:8に、「あなた方は、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせない素晴らしい喜びに満ちて溢れています。」
ペテロは喜びの一つの秘訣を我々に教えた。見なくても信じて、言葉では言い尽くせない素晴らしい喜びに満ち溢れている。これは信仰心の表れであり、重要な信仰心だ。クリスチャンは喜びと信仰心を結びつき、信仰心がなくせば、恐怖、不安、恐れの淵に落ちる。礼拝堂を築くとき、常に代価を支払わなければならないが、工事を進めながら設計図を見るたびに、喜びが満ち溢れる。これが信仰心だ。

六、主によって満足を感じ、感謝
フィリピの信徒への手紙「さて、あなた方が私への心遣いを、ついにまた表してくれたことを、私は主において非常に喜びました。...物欲しさにこう言っているのではありません。私は、自分の置かれた境遇に満足することを習いおぼえたのです。貧しく暮らすすべも、豊かに暮らすすべも知っています。満腹していても、空腹であっても、物が有り余っていても不足しても、いついかなる場合にも対処する秘訣を授かっています。」(4:10〜12)

パウロが喜びを感じる秘訣は、満足感あふれる心を持って、いかなる境遇に置かれても、喜びを禁ずることができない。主のご恩が十分あるからだ。

七、聖霊の契り
ローマの信徒への手紙「神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。」(14:17)。
聖霊のよって、喜びが感じられる。聖霊と喜びとの関連性がはっきり表している。聖霊は我々を導く一番重要な力である。
聖書によって、私たちは七つの喜びの秘訣を習った。本当に喜びを感じる一つの特色は、その喜びを分かち合うのである。《あなたの手を私に》という歌はこう書いている。「喜びを分かち合うとさらに喜びを感じ、重荷も分かち合いによって、軽くなる。」喜びは人に影響する。人を祝福する。

(翻訳:龔昭勲理事)

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